【11月27日 AFP】インディアン・スーパーリーグ(ISL)のムンバイ・シティFC(Mumbai City FC)で選手兼任監督を務めるニコラ・アネルカ(Nicolas Anelka)は26日、チームが上位チームが進出できる決勝トーナメントを逃したことを受けて、再び移籍する可能性を示唆した。

 元フランス代表のアネルカは、この日行われた最下位に沈むケーララ・ブラスターズ(Kerala Blasters)戦を1-1で終え、チームの今シーズンが事実上の終りを迎えた後、チームには闘志がかけていると批判を口にした。

 試合後のアネルカは、「戻ってくることはないだろう。チームの上層部に聞いてくれ」と語った。

「チームの低迷の主な理由は、闘志の欠如だ。私たちの戦い方では決勝トーナメント進出に値しない。誰も非難はできない。勝ちたい気持ちを欠いていた」

 レアル・マドリード(Real Madrid)やユベントス(Juventus)、アーセナル(Arsenal)でプレーした経験を持つアネルカは、昨季選手としてムンバイ・シティに加入し、今季から指揮官に任命された。

 指揮官の座に就いてから、アネルカはインド代表で主将を務めるスニル・チェトリ(Sunil Chhetri)らチームの選手らと幾度も言い争っていたと伝えられている。(c)AFP