【3月27日 Xinhua News】中国四川省涼山イ族自治州美姑(びこ)県で19日、美姑大風頂国家級自然保護区の山から下り、村落の近くで活動していた野生のジャイアントパンダ1頭を住民が撮影した。

 目視で確認した保護区職員によると、パンダは約4歳の亜成体で、けがをしている様子はなく、しっかりとした足取りで素早く動いており、健康状態は良好とみられる。パンダは通常、3~5月に発情期を迎えるため、交配相手を探していたか、餌を求めて村を通った可能性があるという。村を訪れたパンダは自力で保護区の森に戻って行った。(c)Xinhua News/AFPBB News