【3月21日 AFP】サッカーW杯北中米大会の南米予選は20日、各地で第13節の試合が行われ、ブラジルは後半アディショナルタイム9分にビニシウス・ジュニオールが決勝点を挙げ、2‐1でコロンビアに勝利した。

W杯で通算5度の優勝を誇るブラジルは、6分にラフィーニャのPKで先制。それでもコロンビアは、41分にハメス・ロドリゲスのパスからルイス・ディアスが同点弾を決めた。

後半に入るとコロンビアの圧力を受けて試合を支配されたブラジルは、守護神アリソンがコロンビアのダビンソン・サンチェスと交錯し、脳振とうの疑いで担架に乗せられ交代となった。

これにより長いアディショナルタイムが取られた中で、ブラジルは終盤にビニシウスが強烈なシュートを蹴り込み、劇的な決勝点を奪った。

この白星でブラジルは2位に浮上し、21日に敵地でのウルグアイ戦を控える首位アルゼンチンとの勝ち点差を暫定で4に縮めている。(c)AFP