76ersのエンビード、膝の問題で今季残りの試合を欠場
このニュースをシェア

【3月1日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のフィラデルフィア・セブンティシクサーズは28日、スター選手のジョエル・エンビードについて、シーズン中に悩まされていた膝の問題を解決することを模索している中で、今季の残り試合を欠場すると明らかにした。
カメルーン出身のビッグマンで、2022-23シーズンにはレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に選出されたエンビードは、膝の痛みと腫れが原因で今季はわずか19試合の出場にとどまっており、前週にはこのけがが最高のパフォーマンスを妨げていると報道陣に語っていた。
シクサーズは声明で、球団とエンビードが左膝の問題に関して最も優秀な専門家に相談しているとした上で、「詳しい診断の結果、医学的にプレーできないと判断された。治療とリハビリに専念するため、今シーズンの残りを欠場することになった」と説明した。
エンビードは昨季も膝の半月板を損傷し、39試合の出場にとどまっていた中で、2024年2月には手術を受け、プレーオフに向けて同4月に復帰した。
その後、米国代表メンバーとしてパリ五輪で金メダルを獲得したが、先月には手術後の回復期間が十分でなかったことを認めた。
今季は1試合平均23.8得点、8.2リバウンドを記録しているエンビードは、「1年前のプレーと今のプレーは全く違う」とし、「本当につらい。問題を解決する必要がある。そうすれば以前のレベルに戻るだろう。だが、自分らしくないときに確信を持つのは難しい」と続けた。(c)AFP