【2月26日 AFP】日本ラグビー協会(JRFU)は25日、同協会の専務理事で、アジアラグビー(AR)の副会長を務める岩渕健輔氏が、行動規範に違反した可能性があるとしてARから職務停止処分を受けたことについて、経緯と理由を確認中と発表した。

ラグビーのアジア統括団体であるARは24日、昨年11月に副会長に選出された岩渕氏の職務を一時停止すると発表した。平等、透明性、説明責任の原則に基づく措置だというが、詳細は明らかにしていない。

岩渕氏は2019年から日本協会の専務理事を務め、昨年はエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の再招へいに尽力した。

JRFUは声明を発表し、「(ARの)判断の経緯と理由を確認中」とした上で、「当協会では、当該本人が『平等』『透明性』『説明責任』といったARの理念に反する行為の一切ないこと、行動規範に沿って対応していることを確認している」とコメントした。(c)AFP