【2月16日 AFP】マリ西部で15日、違法に操業されていた金鉱山が崩落し、少なくとも48人が死亡した。当局と地元の情報筋がAFPに語った。

警察関係者によると、15日午後6時時点で48人の死亡が確認された。犠牲者の中には水に落ちた人や、乳児を背負った女性もいたという。

環境保護団体の代表はAFPに対し、犠牲者の捜索が続いていると述べた。

関係者によると、事故現場の金鉱山はかつて中国企業が操業し、現在は廃坑となっている。

先月にも南部の金鉱山で地滑りが発生し、少なくとも10人が死亡、多数が行方不明となった。

マリはアフリカ有数の金産出国の一つで、採掘現場では重大な地滑りや事故が頻繁に発生している。当局による違法採掘の取り締まりは難航している。(c)AFP