14連敗のラグビーウェールズ代表 ガトランドHCが退任
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【2月12日 AFP】ウェールズラグビー協会(WRU)は11日、ウォーレン・ガトランド・ヘッドコーチ(HC)が、同国史上最悪のテストマッチ14連敗という結果を受け、「双方の合意」により退任したと発表した。
WRUの最高責任者アビ・ティアニー氏は、即時の変更が「ウェールズ代表チームの最善の利益になる」と両者が合意したと述べている。
ガトランド氏は、2007年から19年の第1次政権では3度の全勝優勝(グランドスラム)を含む4回のシックスネーションズ制覇に加え、W杯では2度の準決勝進出を果たしていた。
2022年12月には2度目のHC就任を果たしたものの、その後26試合で6勝と低迷。昨年のシックスネーションズでの最下位に続き、今年の大会でも開幕2連敗を喫しており、チームは世界ランキング12位に転落している。
カーディフ・ブルーズを率いるマット・シェラット氏が暫定HCとして就任し、シックスネーションズ残り3試合(アイルランド戦、スコットランド戦、イングランド戦)で指揮を執ることになる。
ティアニー氏は、今年7月に行われる日本での2試合の遠征の前に、正式な後任指揮官を任命することを目指すと話している。(c)AFP