【3月20日 CGTN Japanese】税関の統計データによると、今年1~2月の長江デルタ地域の貿易総額は2兆4700億元(約51兆円)で、過去最高を更新しました。前年同期と比べ10.5%増加し、全国の貿易総額に占める割合は37.3%に上昇しました。

 2桁成長の背後には、産業のグレードアップ、強みを持つ製品からの力強い支えがあります。今年1~2月、機械設備や電気設備などの機電製品の輸出は力強い伸びを維持し、江蘇省は12.8%、浙江省は21.5%、安徽省は24%増加しました。ハイテク製品の輸出入は前年同期比7.5%増加しており、輸出商品はバリューチェーンの川上にシフトしつつあります。

 この他、長江デルタ地域の民間企業の輸出入は前年同期比18.8%増の1兆3300億元(約28兆円)でした。また、「一帯一路」共同建設国との輸出入は1兆1100億元(約23兆円)で、前年同期比13.1%増加しました。地域的な包括的経済連携(RCEP)協定のその他の加盟国との輸出入は7282億元(約15兆円)で、前年同期比2.8%増加しており、それぞれ全国の35.5%、37.5%を占めています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News