【3月19日 AFP】先月に脳疾患のため入院したサッカースウェーデン代表のMFクリストファー・オルソン(Kristoffer Olsson)が、リハビリセンターに転院したと、所属クラブであるデンマーク1部のFCミッティラン(FC Midtjylland)が18日に発表した。

 28歳のオルソンは先月20日に自宅で意識を失い、搬送されたデンマークの港湾都市オーフス(Aarhus)市内の病院で人工呼吸器につながれていた。

 ミッティランによると、検査の結果、脳の血管に起きた「極めてまれな炎症」により複数の小さな脳血栓ができていることが判明したという。

 現在も運動能力や言語能力は回復しておらず、リハビリ期間は数か月に及ぶとの専門医の見方も明らかにされた。

 人工呼吸器は段階的に外され、神経障害の高度なリハビリを専門とするセンターに転院したが、「正確な予後診断については時期尚早」とされた。

 オルソンは2013年にイングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)でプロデビューを飾ると、ミッティラン、スウェーデンのAIKソルナ(AIK Solna)、ロシアのFCクラスノダール(FC Krasnodar)、ベルギーのRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)を経て昨夏からミッティランに復帰していた。(c)AFP