【2月28日 AFP】サッカースウェーデン代表で、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)などでプレーしたクリストファー・オルソン(Kristoffer Olsson)が、原因不明の脳の問題で病院へ運び込まれ、人工呼吸器につながれていると、現所属クラブが27日に明かした。

 デンマーク1部のFCミッティラン(FC Midtjylland)の発表によると、28歳のオルソンは前週20日に自宅で意識を失い、デンマークの港湾都市オーフス(Aarhus)市内の病院へ運び込まれた。現在も意識は戻っておらず、正確な診断結果は伝えられていない。

 ミッティランは「クリストファー・オルソンは脳関連の急性の病とみられるものに冒されている。原因は自傷の類いでも、外的要因でもない」と話した。

 スウェーデン東部の街ノルシェピング(Norrkoping)で生まれたオルソンは、2013年にアーセナルでプロデビューを飾ると、ミッティラン、スウェーデンのAIKソルナ(AIK Solna)、ロシアのFCクラスノダール(FC Krasnodar)、ベルギーのRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)でプレーし、その後ミッティランに復帰していた。

 スウェーデン代表でもプレーしており、同国サッカー協会(SvFF)はインスタグラム(Instagram)に「スウェーデンの全サッカーファミリーが君を思い、早くよくなることを願っている」とメッセージを投稿した。(c)AFP