【3月14日 AFP】ロシアのオレグ・マティツィン(Oleg Matytsin)スポーツ相は13日、今夏のパリ五輪で自国はボイコットすべきでないと述べた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は昨年12月、ウクライナ侵攻を積極的に支持しない中立の立場などを条件として、ロシア選手のパリ五輪参加を容認した。

 国営タス通信の報道によれば、マティツィン氏は「われわれは逃げたり、自らを閉ざしたり、この運動をボイコットしたりすべきでない」「できるだけ対話の可能性を維持し、競技に参加すべきだ」と語った。

 これまでロシアはIOCの制裁について「屈辱的」で「差別的」だと反発し、自国の選手がパリ大会に出場すべきかを明言していなかった。(c)AFP