【2月5日 AFP】USAバスケットボール(USA Basketball)は4日、パリ五輪世界最終予選に臨む女子米国代表のメンバーを発表し、ロシアで約10か月にわたり収監された後、囚人交換で釈放されたブリトニー・グライナー(Brittney Griner)が招集外となった。

 現在米女子プロバスケットボール(WNBA)のフェニックス・マーキュリー(Phoenix Mercury)でプレーする33歳のグライナーは、4日に終了した3日間のトレーニングキャンプに招待された18人のうちの一人だったが、8日にベルギー・アントワープ(Antwerp)で開幕するパリ五輪予選の代表選手12人からは漏れた。

 米国代表は東京五輪金メダリストとしてすでに出場権を獲得しているが、パリ五輪に向けた準備のため予選に参加する。

 ベルギーでの大会に出場するロスターには、5度の五輪制覇を誇るダイアナ・トーラジ(Diana Taurasi)を含む五輪選手7人が名を連ねている。8大会連続の優勝を目指す米国代表の五輪メンバーは、後日決定される。

 違法薬物密輸の疑いによりロシアで収監されていたグライナーは昨年復帰を果たし、昨季はフェニックスで1試合平均17.5点、6.3リバウンドを記録した。(c)AFP