【1月13日 AFP】米国は13日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派(Huthis)の拠点を再び攻撃した。米中央軍(CENTCOM)が明らかにした。これに先立ちフーシ派は紅海(Red Sea)の船舶へのさらなる攻撃を警告していた。

 米国と英国は12日にもイエメン各地を攻撃しており、イスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の軍事衝突が中東全体に飛び火する懸念が高まっていた。

 米軍が攻撃したのはフーシ派のレーダー基地。フーシ派の公式メディアはこれに先立ち、首都サヌアのフーシ派支配地域にある空軍基地が攻撃を受けたと伝えていた。

 フーシ派は12日の攻撃を受け、米英勢力は「正当な標的」だと警告していた。フーシ派はここ数週間、イスラエルとハマスの紛争に抗議してイスラエルに関連する船舶を攻撃している。(c)AFP