【12月11日 CGTN Japanese】中国最大の陸上風力発電基地「中広核興安盟300万キロワット風力発電プロジェクト」は10日、全容量送電を開始しました。年間発電量は100億キロワット時を超える見込みです。

 中国北部の内蒙古自治区興安盟に建設された「中広核興安盟300万キロワット風力発電プロジェクト」には、701基の風力電気ユニットが設置されており、毎年100億キロワット時を超えるクリーン電気エネルギーの供給が可能となります。これは、標準石炭消費量で約296万トン、CO2排出量約802万トンの削減に相当し、経済的にも環境保護の面からも大きなメリットがあります。

 中国広核集団の楊長利会長は、「このプロジェクトは、中国で第一陣となる砂漠地域での風力・太陽光発電の大規模基地プロジェクトの一つであり、国内最大の陸上風力発電基地の一つでもある。これは、中国の『カーボンピークアウト・カーボンニュートラル』政策、および内蒙古自治区の経済社会発展、農村振興の推進のために、クリーンエネルギーを提供するものだ」と紹介しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News