【5月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は1日、準決勝第1戦が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund、ドイツ)はニクラス・フュルクルク(Niclas Fuellkrug)が決勝ゴールを決め、1‐0でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG、フランス)に先勝した。

 2012‐13シーズン以来の決勝を目指すドルトムントは、粘り強く断固たるプレーを披露し、有利とみられていたPSGを抑え込んだ。

 31歳にしてチャンピオンズリーグ初シーズンを迎えたフュルクルクは36分、DFニコ・シュロッターベック(Nico Schlotterbeck)のフィードを受けると、低い弾道のシュートをゴール左隅に蹴り込んだ。

 キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)を擁するPSGは、後半開始早々立て続けにシュートがポストに阻まれるなど、得点を奪いきれなかった。

 グループステージでドルトムントはPSGと1分け1敗としていたものの、11年ぶりとなる大会決勝への夢を見続けることができる。一方でPSGは昨年9月のホーム戦ではドルトムントに快勝を収めており、劣勢をひっくり返す自信は手にしたままだ。(c)AFP