【9月13日 AFP】エクアドル南西部グアヤキル(Guayaquil)で12日、刑務所の屋根の上で爆発物を積んだドローンが見つかり、警察が出動して爆破処理する騒ぎがあった。この刑務所は、受刑者グループ間の獄中抗争で知られる場所だった。

 フアン・サパタ(Juan Zapata)内相はX(旧ツイッター〈Twitter〉)に、最高度の警備体制を敷くラロカ(La Roca)刑務所の屋根にドローンが載っている写真を投稿。ドローンは「刑務所内に持ち込まれるところだった」としている。

 内相はその後、ドローンが爆破処理される動画も投稿。爆発の結果、屋根は損壊した。処理作業の間、影響を受ける区画の受刑者は全員安全な場所に移されていたという。

 ラロカ刑務所には、大統領選の有力候補フェルナンド・ビジャビセンシオ(Fernando Villavicencio)氏を先月殺害した容疑で拘束されたコロンビア人6人も収監されている。

 映像は12日撮影・提供。(c)AFP