【7月25日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は24日、インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)のアーセナル(Arsenal)戦でマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)が前十字靱帯(じんたい)を断裂したと発表した。

 23歳のアセンシオは、この一戦で同点ゴールを決めるとその数分後に負傷。検査の結果、新シーズンの大半を棒に振る見通しとなり、すぐに手術を受けることになった。

 レアルは発表文の中で、「レアル・マドリードの医療部門がマルコ・アセンシオを検査した結果、左前十字靱帯を断裂し、左膝の外側半月板を損傷していることが分かった」「2、3日中に外科手術を受ける予定だ」と記した。

 スペインメディアは、このけがでアセンシオは6か月から8か月の離脱になると報じている。

 得点した数分後、アセンシオはぎこちないステップを踏むと左ひざを抱えてピッチに倒れ込み、苦しそうな表情を見せながら65分に担架で運ばれた。レアルはアーセナルに2点をリードされるもそこから追いつき、迎えたPK戦を3-2で制している。

 同国メディアは、アセンシオの負傷はアーセナルへの移籍が濃厚とされていたダニ・セバージョス(Dani Ceballos)の去就に影響を与える可能性があると伝えている。ギャレス・ベイル(Gareth Bale)の放出に向けて動いているとされるレアルは、セバージョスをチームに残すかもしれない。(c)AFP