【4月29日 AFP】18-19イタリア・セリエAは28日、第34節の試合が行われ、ホームのトリノ(Torino FC)はアンドレア・ベロッティ(Andrea Belotti)とアレックス・ベレンゲル(Alex Berenguer)のゴールでACミラン(AC Milan)に2-0で勝利した。

 ミランから18年ぶりとなるリーグ戦での勝利を収めたトリノは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)の出場権が与えられる4位につけるASローマ(AS Roma)と2ポイント差の6位に浮上。ここにきて、チャンピオンズリーグの出場権争いが劇的な展開を見せている。

 一方、終盤にアレッシオ・ロマニョーリ(Alessio Romagnoli)が退場して敗れたミランは7位に転落し、このままではヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)にも出場することができない。

 他の試合では、ラツィオ(SS Lazio)が敵地でサンプドリア(Sampdoria)に2-1で勝利。フェリペ・カイセド(Felipe Caicedo)の2ゴールで勝ち点を55とし、チャンピオンズリーグの出場権獲得に望みをつないだ。

 また、2位ナポリ(SSC Napoli)は敵地でフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)を2-0で下した。この一戦では、ドリース・メルテンス(Dries Mertens)がナポリでのセリエA通算81ゴール目をマークし、ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏と並ぶチーム歴代3位タイの記録をつくった。

 2位ナポリは3位インテル(Inter Milan)に8ポイント差をつけており、5位アタランタ(Atalanta)と6位トリノ、7位ミランは勝ち点56で並んでいる。(c)AFP