【4月28日 AFP】18-19イタリア・セリエAは27日、第34節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)は3-0でカリアリ(Cagliari Calcio)に勝利し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)出場圏内の暫定4位に浮上した。

 不安定なシーズンを送っているローマはこの日、フェデリコ・ファジオ(Federico Fazio)のヘディングシュートと、ハビエル・パストレ(Javier Pastore)のリーグ戦では昨年9月以来となるゴールが決まり、開始8分で2点をリードした。

 さらに、終盤にアレクサンダル・コラロフ(Aleksandar Kolarov)がチーム3点目を挙げたホームのローマは、ここ5試合負けなしとし、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を争う5位のACミラン(AC Milan)に2ポイント差をつけた。

 一方、インテル(Inter Milan)は前節にリーグ優勝を決めたユベントス(Juventus)とのイタリアダービーを1-1で引き分け、ローマと勝ち点4差の3位を維持した。

 ホームのインテルは6分、パウロ・ディバラ(Paulo Dybala)やマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)、サミ・ケディラ(Sami Khedira)らを欠くユベントスに対し、ラジャ・ナインゴラン(Radja Nainggolan)が強烈なボレーをたたき込んで先制点を奪った。

 それでもユベントスは60分過ぎ、ミラレム・ピャニッチ(Miralem Pjanic)の巧みなバックヒールパスを受けたクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、左足で低い弾道のシュートを決めて同点に追いついた。ロナウドにとっては、これが今季のリーグ戦で20ゴール目となった。(c)AFP