【1月30日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは29日、第24節の試合が行われ、2位マンチェスター・シティ(Manchester City)は敵地でニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)に1-2で敗れた。

 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は試合後、一騎打ちになっている優勝争いでは首位を走るリバプール(Liverpool FC)に大きなリードをつけられそうになっていると認めながらも、優勝の望みはまだ失われていないと主張した。

 王者シティが残留争いを強いられているニューカッスルにまさかの黒星を喫したことで、30日に行われるホームゲームでリバプールがレスター・シティ(Leicester City)に勝利すれば、両チームの勝ち点差は7にまで広がる。

 シティはセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が今季最速となる24秒でゴールを奪い先制したものの、後半にサロモン・ロンドン(Salomon Rondon)に同点弾を決められると、80分にはマット・リッチー(Matt Ritchie)のPKで逆転を許し、グアルディオラ監督にとってプレミアリーグでの100試合目は苦いものになった。

 しかし、シーズンの終了までまだ3か月以上残っていることから、グアルディオラ監督は降参する様子を見せず、リバプールが29年ぶりとなる待望の1部リーグ制覇を果たすまでの道のりには紆余(うよ)曲折があるだろうと予想した。

 グアルディラ監督は「まだ1月だ」とコメントした。「時間はまだ十分にあるが、もちろん首位を追っている時は勝ち点を落としたくないものだ。1ゲームずつ減っていくが、試合はまだたくさん残されている」「7ポイント差は大きいが、まだ4月や5月ではない。多くの試合が残っておりどんなことでも起こり得る」

「残留争い中のチームや、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)やヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)の出場権を争っているクラブとの難しい試合がたくさんある。われわれは、食らいついて諦めずにベストを尽くすつもりだ」

 セント・ジェームズ・パーク(St James Park)で連勝が8で止まったシティは、来月3日にホームでのアーセナル(Arsenal)戦を控えており、グアルディオラ監督は「われわれはニューカッスルを過小評価しなかった。そういったことはあり得ない。一度もしたことがないし、だからこそわれわれは4つの大会で勝ち残っている」と続けた。

「それが昨季のリーグ戦で勝ち点100を挙げられた理由だ。望むようなレベルでプレーできないことは時折あるが、それは起こり得ること。素晴らしい夜ではなかったが、こうしたことも想定の範囲内だ」

 逆転勝利を挙げ、リーグ戦では昨年11月以来となる連勝を収めたニューカッスルは、降格圏に勝ち点5差をつけている。(c)AFP/Jason MELLOR