【1月30日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは29日、第24節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は試合終盤の5分間に2ゴールを挙げ、バーンリーFC(Burnley FC)と2-2で引き分けた。ユナイテッドを率いるオレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督は試合後、チームが見せた闘争心を称賛した。

 スールシャール監督は選手としてユナイテッドに在籍していた1999年、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)決勝で、終了間際に劇的な決勝ゴールを決めたことがよく知られている。

 本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)で当時と同じような感情の浮き沈みの激しい試合を経験したスールシャール監督は、就任してからの9試合で初めて勝ち点3を逃したが、無敗を維持。今後に弾みがつくような土壇場での同点劇となった。

 この日のユナイテッドは87分までバーンリーに2点のリードを許していたが、まずはポール・ポグバ(Paul Pogba)のPKで1点を返した。すると後半アディショナルタイム2分、アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)のヘディングシュートのこぼれ球をビクトル・リンデロフ(Victor Lindelof)が押し込み、ユナイテッドが同点に追いついた。

 スールシャール監督は試合後の記者会見で「ここに来るまでに何度も足を止められ、素晴らしい精神力だった、立派な追いつき方だったと褒められた」と明かした。

「追いつき方は素晴らしかった。これで、『彼らは1点差、あるいは2点差でも追いつくことはできるか?』という問いに対する答えが分かった。選手たちの反応に満足している」 (c)AFP/Ian WHITTELL