【9月7日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選が6日、各地で行われ、グループAのフランスとオランダは、それぞれ初戦を引き分けで終えた。

 ベラルーシと対戦したフランスは、スイスに敗れたポルトガルと同じように、欧州選手権(UEFA Euro 2016)の激闘の疲れが抜けきっていないのか、敵地で0-0の引き分けに終わった。フランスは近年ベラルーシを苦手としており、欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)の予選でも、アウェーで引き分けていた。

 フランスは、移籍金が世界最高額を記録したポール・ポグバ(Paul Pogba)が先発したものの、ディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督が欧州選手権の決勝から先発を6人変更し、ディミトリ・パイェ(Dimitri Payet)はベンチからのスタートとなった。

 攻撃のひらめきを欠いたフランスは、後半15分手前にアントニー・マルシアル(Anthony Martial)に代えてパイェを投入すると、その直後、パイェのCKにオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が合わせたものの、ヘディングシュートはバーをたたいた。

 さらにムサ・シッソコ(Moussa Sissoko)の折り返しに合わせたアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)のシュートは、相手GKアンドレイ・ゴルブノフ(Andrei Gorbunov)に阻まれた。

 後半28分には、パイェのFKにライヴィン・クルザワ(Layvin Kurzawa)が頭で合わせたものの、またしてもゴルブノフが好セーブ。こぼれ球にポグバが合わせようとしたもののわずかに届かず、試合はそのままスコアレスドローに終わった。