【9月6日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選は5日、各地で行われ、フレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)監督の新体制で予選に臨むスペインは、リヒテンシュタインを8-0で圧倒すると、ウェールズはギャレス・ベイル(Gareth Bale)が活躍をみせ、モルドバに4-0で快勝した。

 ロペテギ監督が指揮を執るグループGのスペインは、ジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)、ダビド・シルバ(David Silva)、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)の3人がそれぞれ2得点を記録するなど、敵地レオン(Leon)でリヒテンシュタインに完勝した。

 スペインは10月6日に行われる第2節の試合で、同じグループに属するライバルのイタリアと敵地トリノ(Torino)で対戦する。イタリアは同日に行われた試合で、ジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)が退場したものの、敵地イスラエルに3-1で勝利した。

 一方、グループDのウェールズは、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)でプレーするベイルが前半38分、サム・ボークス(Sam Vokes)の先制点をお膳立てすると、後半には2得点を記録し、自身の代表通算得点数を24に伸ばした。

 サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)では、最終的に優勝したポルトガルに敗れたウェールズだが、今回の欧州予選では1958年大会以来となるW杯本大会出場を目指している。

 同日に行われたそのほかの試合では、オーストリアが2-1でジョージアに勝利した。また、クロアチア対トルコ、ウクライナ対アイスランド、フィンランド対コソボが1-1、セルビア対アイルランドが2-2の引き分けに終わっている。(c)AFP/ Nick REEVES