■「いつまでも姉妹」

 グランドスラムでの戦いが、姉妹の家族としてのつながりに水を差してきたことは間違いない。2010年以降で3度目の直接対決を迎える姉妹だが、セレーナは矛盾をはらんだ感情が、時間によって落ち着くことはないと認めた。

「こんなに早く戦うのは残念だけど、私たちはできるだけのことをします」

「彼女は今日も私の姉。来週も私の姉。来年も私の姉。それが、試合よりも大事なことだと思います」

 セレーナは、「正直に言って、どう試合に臨むかは分からない。女子テニス界で最もタフな選手と対戦することになります」と締めくくった。(c)AFP