【11月16日 AFP】サッカースペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督が15日、契約を2年延長したことを発表した。

 以前の契約では、デル・ボスケ監督の任期は2014年W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で終わることとなっていたが、今回の延長により、フランスで行われる欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)でも指揮を執ることとなった。

 赤道ギニアとの親善試合を16日に控え、首都マラボ(Malabo)で取材に応じたデル・ボスケ監督は、「2016年まで契約を延長したことを発表するよ」と記者に語った。

 現在62歳のデル・ボスケ監督は、2008年の欧州選手権でスペインを制覇に導いた後退任したルイス・アラゴネス(Luis Aragones)前監督の後任として同国代表の指揮官となった。

 デル・ボスケ政権下でスペインは、2010年W杯南アフリカ大会の決勝でオランダを1-0で下して初優勝を遂げた他、2012年の欧州選手権ではイタリアとの決勝を4-0で制し、タイトル連覇を達成した。(c)AFP