レイプ有罪のアウベス、控訴審で無罪判決 サッカー元ブラジル代表
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【3月29日 AFP】スペイン・バルセロナの裁判所は28日、性的暴行の罪で有罪判決を受けて控訴していたサッカー元ブラジル代表のダニ・アウベス(41)に対し、証拠不十分を理由に無罪を言い渡した。
現役時代にスペイン1部リーグのFCバルセロナで通算3度の欧州チャンピオンズリーグ制覇を経験したアウベスは、2022年12月31日にバルセロナ市内にあるナイトクラブのトイレで若い女性をレイプしたとして、昨年2月に禁錮4年6月の実刑判決を受けていた。
その後、同3月に100万ユーロ(約1億6200万円)を支払い、保釈されていた。
控訴審では4人の裁判官が「全員一致」でアウベスの主張を認め、有罪を証明する「十分な証拠がない」として、有罪判決を「無効」とした。
裁判所は、一審では「事実や法的評価、およびその結果に関し、一連のずれ、不正確さ、不一致、矛盾」があったと指摘。原告の女性は同意なしに性行為を強要されたと主張していたが、その証言内容はアウベスと二人でトイレに入る前に撮影された映像証拠と「著しく異なっていた」ため、「信頼できない」とした。
今回の判決は最高裁判所に上訴することができるものの、原告の弁護人は、女性にとっては「事件が起こったトイレに戻ったような感じだ」と明かし、「法的にはこの判決に上訴する必要があるが、依頼人の感情的な状態も考慮しなければならない。彼女にとっては地獄の2年間だった」と述べた。(c)AFP/Daniel SILVA