【4月3日 CGTN Japanese】中国西部に位置する青海省海南チベット族自治州同徳県とゴロク・チベット族自治州瑪沁県の境にある黄河の本流にある瑪爾擋水力発電所は、最初の5号機が1日、送電を正式に始めました。

 瑪爾擋水力発電所の全体の設備容量は232万キロワット、所在地の平均標高は3300メートル、正常貯水位は3275メートルで、黄河流域の建設標高が最も高く、設備容量が最も大きい水力発電プロジェクトです。

 今年末に、瑪爾擋水力発電所のすべての発電ユニットが発電を開始し、平均年間発電量は73億400万キロワット時に達し、年間電力使用量が4000キロワット時になる182万5000世帯の電力消費の需要を満たすことができ、そして、現地のチベット族の人々の居住地域の交通、電力、通信などのインフラの条件を改善し、現地の経済発展をけん引することができると予想されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News