【3月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は12日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、アーセナル(Arsenal、イングランド)はFCポルト(FC Porto、ポルトガル)に1-0で勝利し、2戦合計スコア1-1で迎えたPK戦を4-2で制して2009-10シーズン以来の準々決勝進出を決めた。

 第1戦を0-1で落としたプレミアリーグ首位のアーセナルは、規律の取れたポルトを相手に流れるようなプレーは見せられなかったが、前半にレアンドロ・トロサール(Leandro Trossard)がゴールを決めて2戦合計で追いついた。しかしその後は両チームともに決勝点を決められなかった。

 それでもアーセナルは迎えたPK戦で、GKダビド・ラヤ(David Raya)がヒーローになった。味方が4人全員PKに成功する中、ラヤは見事なセーブでベンデル(Wendell Nascimento Borges)とガレーノ(Wenderson Galeno)のキックを止めた。

 チャンピオンズリーグの試合で決着がPKに持ち込まれるのは、2015-16シーズン決勝のレアル・マドリード(Real Madrid)対アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)以来となった。(c)AFP/John WEAVER