【3月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は12日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona、スペイン)は後半に苦戦しながらもナポリ(SSC Napoli、イタリア)を3-1で下し、2戦合計スコア4-2で準々決勝に進出した。

 バルセロナは序盤にスタートダッシュを決め、フェルミン・ロペス(Fermin Lopez)とジョアン・カンセロ(Joao Cancelo)がゴールを挙げたが、アミル・ラフマニ(Amir Rrahmani)に1点を返された後は苦しむようになった。それでも最後はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が至近距離からゴールを決めて、昨季セリエA王者のナポリを振り切った

 バルセロナはこれでペドリ(Pedro Gonzalez Lopez 'Pedri’)とガビ(Pablo Martin Paez Gavira 'Gavi')、フレンキー・デ・ヨング(Frenkie de Jong)が不在の中で2019-20シーズン以来の8強入りを決めた。

 シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督が今季限りでの退任を発表して以降、これでチームは公式戦9戦無敗を維持している。その間、重要な役割を果たしている10代のラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)とパウ・クバルシ(Pau Cubarsi)はこの試合でも躍動し、暗いシーズンを送るバルセロナの光明になった。

 後半のもたつきが示したように、チームはかつての栄光時代とはほど遠い姿になった一方、ヤマルとラフィーニャ(Raphinha)、カンセロのダイナミックな3人を中心に、準々決勝で当たるどのチームにとってもやっかいな存在になれるクオリティーを備えている。(c)AFP/Rik Sharma