【3月4日 AFP】世界室内陸上選手権(World Athletics Indoor Championships Glasgow 24)は3日、英グラスゴーで最終日が行われ、男子棒高跳びはアルマンド・デュプランティス(Armand Duplantis、スウェーデン)が6メートル05で圧勝した。

 デュプランティスは5メートル85で2回のミスがあったところから立て直して優勝。自身の世界記録を1センチ上回る6メートル24にも挑戦したが、惜しくも更新はならなかった。

 女子60メートルハードルはデビン・チャールトン(Devynne Charlton、バハマ)が自身の世界記録を更新する7秒65で優勝した。

 女子4×400メートルリレーはオランダが金メダルを獲得し、自身の室内世界記録を更新して400メートルを制していたフェムケ・ボル(Femke Bol)が2冠を達成した。

 男子4×400メートルリレーは、ノア・ライルズ(Noah Lyles)を擁する米国をベルギーが抑えて優勝し、アレクサンデル・ドーム(Alexander Doom)が400メートルに続く金メダルを手にした。60メートルでクリスチャン・コールマン(Christian Coleman、米国)に次ぐ2位となっていたライルズは、またしても金メダルを逃す結果となった。

 男子800メートルはブライス・ホッペル(Bryce Hoppel、米国)が1分44秒92、女子800メートルはツィゲ・ドゥグマ(Tsige Duguma、エチオピア)が2分1秒90でそれぞれ制した。

 男子1500メートルは3分36秒54の自己ベストをマークしたジョーディー・ビーミッシュ(Geordie Beamish、ニュージーランド)、女子1500メートルは4分1秒46を記録したフレウェイニ・ハイル(Freweyni Hailu、エチオピア)がそれぞれ金メダルに輝いた。

 男子七種競技はジモン・エハマー(Simon Ehammer、スイス)が6418点で優勝。女子走り幅跳びはタラ・デイビスウッドホール(Tara Davis-Woodhall、米国)が7メートル07で制した。

 女子三段跳びはシア・ラフォンド(Thea LaFond、ドミニカ共和国)が15メートル01で金メダルを獲得。男子走り高跳びはハミシュ・カー(Hamish Kerr、ニュージーランド)が2メートル36で頂点に立った。(c)AFP/Luke PHILLIPS