【3月3日 AFP】世界室内陸上選手権(World Athletics Indoor Championships Glasgow 24)は2日、英グラスゴーで2日目が行われ、女子400メートルはフェムケ・ボル(Femke Bol、オランダ)が優勝。男子60メートルハードルはグラント・ホロウェイ(Grant Holloway、米国)が制した。

 ボルは終始トップを譲らない抜群の走りを披露し、自身の室内世界記録を更新する49秒17で金メダルを獲得した。

 ホロウェイは自身の大会記録に並ぶ7秒29で圧勝。これで同種目では16歳のときから10年間負けなしで、連勝は驚異の74レースに伸びた。

 カールステン・ワーホルム(Karsten Warholm、ノルウェー)は男子400メートルに登場。ボルと同様に400メートルハードルが本職のワーホルムは、今夏のパリ五輪に向けた前哨戦として今大会に臨んだが、アレクサンデル・ドーム(Alexander Doom、ベルギー)に敗れて2位となった。

 またこの日は英国勢が活躍し、女子棒高跳びでモリー・コードリー(Molly Caudery)、ジョシュ・カー(Josh Kerr)が男子3000メートルで金メダルを獲得した。

 女子60メートルはセントルシアのジュリアン・アルフレッド(Julien Alfred)が、女子3000メートルは米国のエリー・サンピエール(Elle St. Pierre)が優勝。

 男子走り幅跳びはギリシャのミルティアディス・テントグル(Miltiadis Tentoglou)が連覇を果たし、男子三段跳びはブルキナファソのユーグ・ファブリス・ザンゴ(Hugues Fabrice Zango)が制した。(c)AFP/Luke PHILLIPS