【2月26日 AFP】ポーランドではウクライナ産農産物の輸入をめぐり、不当競争だとする農家が抗議行動を続け、両国政府の合意が難航している。

 ポーランドの農家は、欧州連合(EU)の生産規則を満たしていない安価なウクライナ産農産物との競争は不当だと訴え、またEU規制、増税などに抗議し、数週間にわたって国境地域の道路を封鎖している。

 ウクライナ政府とポーランド警察によると25日にも、ウクライナから運ばれてきたとされるトウモロコシを積んだ貨物列車の8車両がポーランド中部コトミエシュ(Kotomierz)村で開けられ、トウモロコシが線路脇に投棄された。(c)AFP