【2月25日 AFP】23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部は24日、第23節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はハリー・ケイン(Harry Kane)の終了間際の決勝点を含む2ゴールでRBライプツィヒ(RB Leipzig)に2-1で競り勝ち、2015年以来となった不振に歯止めをかけた。

 56分にケインのゴールで先制したバイエルンは、残り20分でライプツィヒに追いつかれた。これでタイトル争いでは首位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)にさらに引き離される危機に立たされたバイエルンだったが、ケインが後半アディショナルタイム1分に今季リーグ戦27得点目を挙げた。

 今季残り11試合となる中、2位バイエルンはレバークーゼンを勝ち点8差で追いかけている。

 バイエルンは前節9年ぶりの公式戦3連敗を喫し、今週に入ってトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督がシーズン終了後に退任すると発表していた。

 主将を務めるGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)は独スカイに対し、「昔ながらのついてるバイエルンのようだけれど、今日のわれわれは勝利に値した」と述べた。また指揮官の退任について「トゥヘル監督のようなトップ指導者の下でうまくやっていけなかった。われわれ選手たちのミスだ。最後までプロとして進んでいきたい」と語った。(c)AFP