【2月24日 AFP】23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部は23日、第23節の試合が行われ、リーグ初制覇を目指す首位のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)はマインツ05(Mainz 05)を2-1で下し、公式戦無敗記録を独クラブ歴代単独1位となる33試合に更新した。

 レバークーゼンは開始わずか3分でMFグラニト・ジャカ(Granit Xhaka)が先制ゴールを挙げて絶好のスタートを切ったものの、5分後にはマインツのMFドミニク・コール(Dominik Kohr)にヘディングシュートを許して同点に追いつかれた。しかし、68分にロベルト・アンドリッヒ(Robert Andrich)が放ったミドルシュートが、相手GKロビン・ツェントナー(Robin Zentner)のミスに助けられてネットに吸い込まれ、これが決勝点となった。

 この日は硬さが見られ、ミスが目立ったレバークーゼンだったが、この勝利で2位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)とのポイント差を暫定11に拡大。アンドリッヒは試合後、ライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に対して、「正直なところ、最高の試合ができたとは言えず、勝てたのは少しラッキーだったけれど、勝ち点3に関して文句は言えない」とコメントした。

 これで今季公式戦29勝4分けとしたレバークーゼンは、ハンジ・フリック(Hansi Flick)政権時代のバイエルンが2019-20シーズンから20-21シーズンに残した無敗記録を更新した。

 21日に今季限りでトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督が退任することを発表したバイエルンは、24日にRBライプツィヒ(RB Leipzig)を迎え撃つ。(c)AFP