【2月25日 AFP】スペインプロサッカーリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス(Javier Tebas)会長が、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が来季レアル・マドリード(Real Madrid)へ移籍するのは「99パーセント」確実だと話した。

 フランス代表の主将で、同国リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するエムバペは、今月クラブに今季限りで退団する意向を伝えた。世界最高峰のタレントであるエムバペは、レアル加入が子どもの頃からの夢だと公言しており、レアルが移籍先の最有力候補となっている。

 23日の仏日刊紙レキップに掲載されたインタビューで、テバス会長は「PSGを退団することを考えると、エムバペは99パーセントの確率でレアルと契約するだろう。すでに契約したかは分からないが」と発言した。

「レアルとスペインサッカーにとってビッグニュースだ。彼は世界最高の選手の一人。私の目から見て、(ジュード・)ベリンガム(Jude Bellingham)と(アーリング・ブラウト・)ハーランド(Erling Braut Haaland)、エムバペが世界で最も支配的な三人で、そのうち二人がすでにレアル・マドリードにいる」

 この件に近い筋によると、レアルとエムバペの間では給与に関する交渉が進んでいるという。テバス会長は「彼らは経済面にとても敏感だ」とレアルの経営を称賛し、「現在の決算は好調だから、今よりも支出を増やせる。非常に慎重な財務を行いながら、エムバペ獲得の準備をしてきた」と語った。(c)AFP