【2月23日 AFP】スペインの裁判所は22日、サッカー元ブラジル代表DFのダニエウ・アウベス(Daniel Alves)に対し、レイプの罪で禁錮4年6月の実刑判決を言い渡した。

 アウベスは2022年12月にスペイン・バルセロナ(Barcelona)市内のナイトクラブで若い女性をレイプした。女性との性行為は同意の上だったと主張していたが、裁判所は「被害者の同意はなく、証言の他にレイプが証明されるだけの証拠もある」とし、被害者へ15万ユーロ(約2440万円)の支払いも命じた。アウベスは刑期を終えた後も5年間、保護観察の対象となる。

 検察側は禁錮9年と刑期を終えてから10年間の保護観察を求めていた。

 アウベスの弁護人は控訴する意向を示した。

 40歳のアウベスはスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)やフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)で活躍した世界的な選手だが、逮捕後は所属していたメキシコ1部のプーマスUNAM(Pumas)に契約を解除されている。(c)AFP/Rosa SULLEIRO