【2月18日 AFP】1984年サラエボ冬季五輪のアイスダンスで金メダルを獲得した英国のジェーン・トービル(Jayne Torvill)さんとクリストファー・ディーン(Christopher Dean)さんが14日、世界を驚かせた伝説の演技から40年を記念し、再びサラエボのリンクに上がった。

 トービルさんとディーンさんはモーリス・ラヴェル(Maurice Ravel)の「ボレロ(Bolero)」に乗せた演技で、五輪では史上初めて演技審判9人から満点をもらい、フィギュアスケートの歴史に大きな影響を与えたことで知られる。

 二人は子どもの頃からの知り合いで、ディーンさんは「私たちは今でも最高の親友同士」と語る。来年にはコンビ結成から50周年を迎えるが、スケーターとしての活動には終止符を打つことになっており、今年4月からは「お別れ」のツアーを始める予定となっている。(c)AFP