【2月18日 AFP】23-24スペイン1部リーグは17日、第25節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は2-1でセルタ(Celta de Vigo)に辛勝し、3位をキープした。

 バルセロナはロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が前半に先制点を挙げると、後半の早い時間帯にイアゴ・アスパス(Iago Aspas)に同点ゴールを許したが、迎えた後半アディショナルタイム、レワンドフスキが蹴り直しのPKを決めて17位と残留争い中のセルタを振り切った。

 これでバルセロナは、18日にラージョ・バジェカノ(Rayo Vallecano)とのアウェーゲームを控える首位レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差を暫定で7ポイントに縮めた。さらにチームは、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督が今季限りでの退任を発表してから、4試合無敗となっている。

 バルセロナはこの後、21日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)決勝トーナメント1回戦でナポリ(SSC Napoli)と対戦。チームにとって、チャンピオンズリーグは現実的に優勝の可能性が残っている唯一の大会となっている。

 4位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は5-0でラス・パルマス(UD Las Palmas)に大勝し、バルセロナとの勝ち点3差を保った。

 20日に行われるチャンピオンズリーグのインテル(Inter Milan)戦をにらみ、前線の柱であるアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)を温存したが、マルコス・ジョレンテ(Marcos Llorente)とアンヘル・コレア(Angel Correa)が2ゴール、メンフィス・デパイ(Memphis Depay)が1ゴールを決めた。(c)AFP/Rik Sharma