春節のチャイナタウンで自動運転車襲撃、炎上 米サンフランシスコ
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【2月12日 AFP】米サンフランシスコで10日、アルファベット(Alphabet)傘下の自動運転車開発企業ウェイモ(Waymo)の車両が襲撃され、炎上する事件が起きた。同社が11日、発表した。アルファベットは、グーグル(Google)の親会社だ。
ウェイモの自動運転車は、市内のチャイナタウンで襲撃された。襲撃したグループは、春節(旧正月、Lunar New Year)で花火を所持していたとみられている。
ウェイモによると、当時、車内には誰もおらず、負傷者が出たとの報告はない。
同社の広報担当者は「集団が車両を囲み、破壊行為に及んだ。窓ガラスが壊され、中に花火が投げ込まれた。その後、車両が炎上した」とAFPに述べた。
また、当時「車両は誰も乗せていなかった」とし、現在治安当局と共に状況の確認を進めていることを明らかにした。
SNSに投稿された画像では、春節でにぎわうチャイナタウンで停車するウェイモの白い車両が確認できる。黒い服を着た一団がスケートボードなどを使って車両の窓ガラスを割る様子も捉えられていた。
この他、壊れた窓ガラスから投げ込まれた花火が燃え、最終的に車両が炎上する様子を撮影した動画も投稿されている。(c)AFP