【2月12日 AFP】男子ゴルフ、DPワールドツアー(DP World Tour、欧州ツアー)、カタールマスターズ(Commercial Bank Qatar Masters 2024)は11日、ドーハGC(Doha Golf Club、パー72)で最終日が行われ、星野陸也(Rikuya Hoshino)が通算14アンダーでツアー初優勝を飾った。

 星野は3選手が並ぶ首位タイから出ると、スコア「68」をマークして最終日を力強く締めくくり、ウーゴ・クサール(Ugo Coussaud、フランス)を1打差、スコット・ジェイミソン(Scott Jamieson、スコットランド)を2打差で退けた。

 日本選手の今大会優勝は初めてで、欧州ツアー勝利は青木功(Isao Aoki)、松山英樹(Hideki Matsuyama)、久常涼(Ryo Hisatsune)に続いて4人目となる。

「ここで優勝することができて本当にうれしい」と喜んだ星野は、「すごくうれしい。オーストラリア2戦で悔しい2位だったので」と話し、「緊張はしていたんですけど、本当に楽しむということを一番意識」したと振り返った。

 星野は2番で好アプローチからバーディーを奪って波に乗ると、驚異の「65」をマークして暫定首位タイでホールアウトしていたジェイミソンが見つめる前で、16番と17番で連続バーディーを奪った。最終ホールではクサールがバーディーを沈めたが、星野は落ち着いて約1.2メートルのパーパットを成功させて優勝を決めた。(c)AFP