【2月8日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ(Inter Miami)とJリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸(Vissel Kobe)による親善試合が7日、東京・国立競技場(Japan National Stadium)で行われ、マイアミに所属するアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が日本のファンを魅了した。

 メッシは60分から途中出場し、最後の30分間をプレー。観客数は2万8614人と心配になる少なさだったが、スーパースターの登場にスタンドからは「メッシ」コールが起こり、その後もメッシがボールを持つたびに大歓声が上がった。

 79分にはメッシがドリブルで神戸のペナルティーエリア内に侵入したが、至近距離から放ったシュートはGK新井章太(Shota Arai)に阻まれた。

 試合は0-0の同点でPK戦に突入し、神戸が4-3で勝利した。メッシはPK戦には出なかった。

 マイアミは4日にも香港で同様の親善試合を行ったが、メッシはけがを理由に欠場し、クラブの共同オーナーを務めるデビッド・ベッカム(David Beckham)氏とともに怒ったファンからブーイングを浴びる騒動が起きていた。

 マイアミは21日の新シーズン開幕を前に親善試合をもう1試合残しており、次週はホームでニューウェルス・オールドボーイズ(Newell’s Old Boys)と対戦する。(c)AFP