【2月7日 AFP】香港の空港で6日、地上職員がけん引していた航空機にはねられ死亡した。当局が発表した。

 死亡したのはヨルダン国籍の地上職員(34)で、けん引車の助手席に乗っていたが、落下してけん引していた航空機にはねられたとみられている。

 職員は6日早朝、重傷を負って誘導路で倒れているところを救急隊員に発見され、その場で死亡が確認された。

 空港当局は、死亡したのが空港地上支援業務を担当する「中国飛機服務(China Aircraft Services)」の職員で、「業務中に乗っていた車両でシートベルトをしていなかった疑いがある」と述べている。

 警察は、けん引車の運転手(60)について、危険運転致死の容疑で身柄を拘束し、捜査を進めていると明らかにした。

 AFPは中国飛機服務にコメントを求めたが、現時点では返答はない。(c)AFP