【6月26日 AFP】米テキサス州の空港で23日夜、着陸後の旅客機のエンジンに地上職員が巻き込まれて死亡した事故を受け、国家運輸安全委員会(NTSB)は25日、調査を進めていると明らかにした。

 事故が起きたのはロサンゼルス発・サンアントニオ(San Antonio)着のデルタ航空(Delta Air Lines)の旅客機。NTSBはAFPに対し、同機がエンジン1基でゲートに移動中、「そのエンジンに職員が巻き込まれた」と説明した。

 現地メディアによると、死亡したのはデルタ航空が地上業務で提携しているユニフィ・アビエーション(Unifi Aviation)の職員だという。

 デルタ航空はサンアントニオの放送局KENS 5の取材に対し、事故について「極めて遺憾」とし、当局の調査に協力していると明らかにした。

 ユニフィ・アビエーションは同局に、「悲劇的な事故」だと表明。「これまでの調査では、当社の業務プロセスや安全手順、方針と今回の事故は無関係」だとしている。(c)AFP