【2月1日 AFP】フランスのジェラルド・ダルマナン(Gerald Darmanin)内相は1月31日、セーヌ(Seine)川で7月26日に行われるパリ五輪開会式の観客数を、警備上の懸念などから約30万人に縮小すると述べた。

 許可される観覧者数については数か月にわたって臆測が続いていたが、ダルマナン内相は仏2チャンネルに対し、チケットが必要な観覧者の人数は「約30万人」になるだろうと述べた。

 これは内相が2022年に示唆した60万人の半分にあたり、最近の推計である40万~50万人よりも少ないもので、セーヌ川沿いで約6キロにわたって開会式を開催することの複雑さを浮き彫りにした。

 数百隻のボートによる壮観な野外パレードというアイデアは、群衆を制御する難しさやテロ攻撃の危険性もあって、地元治安当局を不安にさせていた。

 映像は1月に撮影。(c)AFP