【1月10日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は9日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のRBライプツィヒ(RB Leipzig)に所属するティモ・ヴェルナー(Timo Werner)を、シーズン終了までのレンタル移籍で獲得した。

 2020年から22年までチェルシー(Chelsea)でプレーしていたヴェルナーにとってはプレミア復帰となる。チェルシーの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)制覇に貢献したが、通算89試合の出場で23ゴールと在籍時は輝ききれなかった。ライプツィヒ復帰後も成功を収めるには程遠い状況で今季は公式戦14試合で2ゴールにとどまっており、マルコ・ローゼ(Marco Rose)監督の下では序列を下げていた。

 トッテナムは第18回アジアカップ(2023 AFC Asian Cup)の出場のためチームを離れる韓国代表の孫興民(Son Heung-Min、ソン・フンミン)に加え、負傷でイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)やマノー・サロモン(Manor Solomon)、ジェームズ・マディソン(James Maddison)が離脱しており、攻撃陣の補強が急務となっていた。

 ヴェルナーは、13日に行われる敵地でのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦でデビューを飾る可能性がある。

 チームは現在首位リバプール(Liverpool FC)と勝ち点6差、4位とはわずか1差の5位につけており、今月下旬にはイングランドFAカップ(FA Cup 2023-24)4回戦で王者マンチェスター・シティ(Manchester City)との対戦も控えている。(c)AFP