【12月28日 AFP】来月12日に開幕するサッカーのアジアカップ(2023 AFC Asian Cup)に向けた韓国代表メンバー26人が28日に発表され、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に所属するFW孫興民(Son Heung-min、ソン・フンミン)らが選出された。

 主将を務める孫の他には、今季プレミアリーグで10ゴールを記録しているウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)のFW黄喜チャン(Hwang Hee-chan、ファン・ヒチャン)やドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)でプレーするDF金ミン哉(Kim Min-jae、キム・ミンジェ)、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属する李康仁(Lee Kang-in、イ・ガンイン)らが選ばれた。

 2019年の前回大会では最終的に優勝したカタールに敗れ、ベスト8敗退に終わった韓国。1960年を最後にアジアカップ優勝から遠ざかっているが、ユルゲン・クリンスマン(Jurgen Klinsmann)監督は「すべてはタイミングの問題で、今回の非常に大事な大会に向けて準備はできていると思う」と述べ、64年ぶりの優勝へ「そろそろその時が来た」と自信を口にした。

 大会屈指の戦力については、「それぞれが所属クラブで活躍しており、手応えがある」と話し、「選手は健康で状態が良く、意欲があって、非常にハングリーだ。それが良い大会にする土台になる」と付け加えた。

 韓国は今大会でグループEに入り、マレーシア、ヨルダン、バーレーンと対戦する。(c)AFP