【1月4日 CGTN Japanese】中国国家気候センターによると、2023年、中国全国の平均気温は10.7度で、例年の平均気温の9.9度より0.8度高く、1961年以来最高となりました。全国の大部分の地域で気温が0.5~1度高くなり、山東、遼寧、新疆、貴州、雲南、天津、湖南、河北、四川、河南、北京、内蒙古、広西の13省(直轄市・自治区)の気温はいずれも1961年以来の最高となり、全国127の国家管轄の測候所の単日最高気温は過去最高を記録しました。

 一方、2023年1月22日、中国東北部の黒竜江省に位置する漠河では、最低気温は零下53度まで下がりました。7月16日、北西部の新疆ウイグル自治区のトルファンでは、最高気温が52.2度に達し、それぞれ中国の実測の最も寒い記録と最も暑い記録を塗り替えました。これは気候温暖化を背景とする気温分布特徴の一つであり、すなわち気温の平均値がより高く、極端に低い気温や高い気温が比較的発生しやすいということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News