【12月30日 CGTN Japanese】中国が独自に設計・建造した作業水深70メートルの風力発電作業船「博強3060」が27日、東部海域で試験航行しました。同船は作業水深や甲板可変荷重、揚重能力などの面で、中国国内で最も高いレベルに達しており、最新世代の深遠海一体化大型風力発電作業船でもあります。

　同船は全長133メートル、最大作業水深70メートル以上、総可変荷重1万1000トン、最大揚重2200トン、最大揚高は甲板から160メートル、水面から200メートルで、将来の20メガワット級洋上風力発電機の設置需要を満たすことができます。

　従来の風力発電作業船に比べ、「博強3060」は設置効率と劣悪な海況への適応能力が大幅に向上し、年間200日以上の作業時間を確保できます。現在、世界には風力発電作業船が130隻以上あり、うち中国製は100隻を超えています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News