映画「ソウルの春」関連図書コーナー(写真=イエス24提供)(c)NEWSIS
映画「ソウルの春」関連図書コーナー(写真=イエス24提供)(c)NEWSIS

【12月19日 KOREA WAVE】韓国で先月22日に封切られた映画「ソウルの春」が観客数700万人を突破したのに伴い、関連図書の売れ行きが伸びている。

特に今年5月に出版された小説家チョン・アウンの「チョン・ドゥファン(全斗煥)の最後の33年:彼はなぜひざまずかなかったのか」が注目されている。

イエス24によると、封切り1週目の先月22~28日、前週比販売量が3.5倍増加したのに続き、封切り2週目(11/29~12/5)には前週比4.7倍増え上昇傾向を続けている。

2011年に出版された「チョン・ドゥファンと80年代民主化運動:ソウルの春から軍事政権の終末まで」は最近まであまり売れない図書だったが、映画公開後2週間の販売量が今年の全体の販売量より1.4倍以上多かった。

チョン・ドゥファン政権と関連した図書販売が増えたため、イエス24はオフライン売り場であるNC江西(カンソ)書店に「ソウルの春」コーナーを設けた。

イエス24関係者は「映画を見て1980年代について知らなかった20~30代観客が書店に向かっている。本まで関心が続くとは全く予想できなかったが、関連図書に対する販売が増え特別コーナーまで準備することになった」と説明した。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News