【12月24日 CGTN Japanese】中国南東部の江西省南昌市で暮らしていた女性・秋さんは恋人に振られて落ち込み、悲しみを和らげるため夕方に3人の親友と一緒に会食をしましたが、翌日午前6時すぎ、病院で死亡しました。原因はアルコール中毒による心肺停止でした。その後、裁判所の審理を経て、この3人は制止と救助の義務を果たさず、ある程度の賠償責任を負うとの判決が言い渡されました。

 飲酒で亡くなったことについてネットユーザーからは「お酒の席での社交文化に全く取り柄がないわけではない。年越しパーティーや部門の訓練キャンプなどでは、一緒にお酒を飲んだりしてにぎやかになり、雰囲気が盛り上がる。感情を深めさせるだけでなく、リラックスもできる」「酒を適度に勧めることは、楽しみを増やすためにすぎない」とのコメントもあれば、「酒を勧めるのは酒文化ではなく、悪習だ」との書き込みもありました。

 今回の裁判所の審理結果について、ネットユーザーからは「同席して酒を飲む時はできるだけ酒を勧めないほうがいい。もし誰かがこんなことをしたら止めるべきだ。何かあったら全員責任を負うことになるからだ」「自由に楽しめばいい。飲酒も交流、関係を深めて友好を示し合う方法だ」とのコメントがありました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News